初めてのファクタリング。まさか自分が使うとは思っていなかった
私は都内でIT系のフリーランスとして活動している30代男性です。
ある月、クライアントからの大口案件の入金が「翌月末」だったにもかかわらず、外注費や家賃、税金などの支払いが一気に重なり、一時的な資金ショートに陥りました。
銀行やビジネスローンも検討しましたが、「フリーランスは審査が厳しい」「時間がかかる」などの理由で、どうしても即日で資金が必要な私は、ネットで見つけた「ファクタリング」という選択肢にたどり着きました。
利用したのは“2社間ファクタリング”
私が選んだのは、請求書を現金化できる2社間ファクタリング。
売掛先(クライアント)には通知が行かず、私とファクタリング会社だけで完結する仕組みでした。
事前にメールで以下の書類を送付しました:
- 請求書の写し(クライアントへの)
- 本人確認書類(運転免許証)
- 過去の入金実績(ネットバンキングのキャプチャ)
これだけで、約1時間後には「審査OK」と連絡があり、その日のうちに振込が完了しました。
気になる手数料と入金額
請求書の金額は30万円で、手数料は10%(3万円)でした。
当日中に手元に入ったのは27万円。
正直「高いな」と思いましたが、翌日に家賃・外注費が払えることの安心感には変えられませんでした。
ファクタリングを使って感じたメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
即日で現金が手に入った | 手数料が高め(10%) |
審査が柔軟。フリーランスでもOK | 請求書がないと利用できない |
売掛先にバレずに資金調達できた | 繰り返し使うにはコストがかさむ |
今後また使うか?というと…
「どうしても資金が必要な時だけならアリ」。
これが正直な感想です。
ただし、返済義務がなく、借金ではない点は非常に助かりました。
利用した会社の印象と対応
今回お願いした会社は、LINEですぐに相談できて対応も丁寧でした。
「実績のある売掛金」であれば、ほぼ即日審査・即日入金というのは事実でした。
これから利用する人へアドバイス
私のようなフリーランスや小規模事業者でも、適切な業者を選べば安心して使えるのがファクタリングです。
トラブルに巻き込まれないためにも、次の点は必ず確認しましょう:
- 手数料の明記があるか
- 契約形態が「売買契約」になっているか
- 対応がスムーズか(LINE・メールなど)
「必要な時だけ、一度だけ使う」
このくらいのスタンスがちょうどいいと思います。