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日本皮膚科学会作成のガイドラインで推奨する成分が入った育毛剤

AGA・FAGAに良い育毛剤 とは、日本皮膚科学会が作成した、男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインに掲載された、AGA・FAGA治療薬や治療手段に対する、「推奨度」をA~Dのアルファベットで評価した成分の中から、推奨度BとC1(「B 行うよう勧める」「C1 行ってもよい」)と評価された成分の入った、育毛剤を紹介

男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインの詳しい内容は以下より

循環器系や肝臓などに疾患があり、AGA治療薬が服用できない人のために

AGA治療薬である、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル内服薬には、副作用があり、AGAでお悩みの誰もが、治療薬を処方してもらえるわけではありません。

かといって、何もしないとAGAは進行性なので、どんどんと薄毛の範囲が広がっていきます

そこで、発毛ネットでは、視点を変えて、市販の育毛剤の中で、日本皮膚科学会が作成した、男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインで推奨された成分を含有する、 AGA・FAGAに良い育毛剤 を選りすぐって、みなさまにご案内いたします。

そう、数も多くはないですし、金額もお手頃なものばかり。

忖度しかない、生えない、育たない育毛剤ランキングで紹介している育毛剤では、無駄な出費がかさむばかり。

AGA治療薬に頼ることができない方のために、本物を探してきましたので、あなたにピッタリな育毛剤を探してみてください。

日本皮膚科学会が推奨する成分の入った発毛剤

アデノシンとは?

アデノシンの解説:アデノシンの有用性に関して、男性型脱毛症に対する3件のランダム化比較試験と女性型脱毛症に対する1件のランダム化比較試験が実施されている。

先ず男性型脱毛症に関して、0.75%アデノシン配合ローションを用いた、101名の男性被験者を対象とした観察期間6ヵ月間のランダム化比較試験において、毛髪径・軟毛率・太毛率の中等度改善以上の改善率は、アデノシン配合ローション群は51名中41名(80.4%)、対照群は50名中16名(32.0%)であった79).また、0.75%アデノシン配合ローションを用いた、38名の男性被験者を対象とした観察期間6ヵ月間のランダム化比較試験において、アデノシン配合ローショ男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会ン群では対照群と比較して、毛髪径40μm未満の軟毛率が有意に減少(P=0.0154)、毛髪径60μm以上の太毛率が有意に増加(P<0.0001)、さらには頭髪の密度も有意に増加していた(P=0.0470)。

さらに、0.75%アデノシン配合ローションと5%ミノキシジルローションを用いた、94名の男性被験者を対象とした観察期間6ヵ月間のランダム化比較試験において、病変部の太毛率は両剤群で有意差なく、0.75%アデノシン配合ローションは男性型脱毛症の治療薬として市販されている5%ミノキシジルローションと同等の有用性があることが示唆された。

次いで女性型脱毛症に関して、0.75%アデノシン配合ローションを用いた、30名の女性被験者を対象とした観察期間12ヵ月間のランダム化比較試験において、成長期毛伸長率と太毛率は、アデノシン含有ローション群で軽度改善以上が13名中11名(85%)であり、プラセボ群の14名中5名(36%)に比較して有意に改善度が増加していた。成長期毛伸長率と毛髪径80μm以上の太毛率は、使用6ヵ月後、12ヵ月後の時点で、アデノシン含有ローション群で有意に増加していた。

以上のように、アデノシンの発毛効果に関しては、男性に対する有効性を示す十分な根拠があるため、外用療法を行うよう勧める。一方、女性に対する有効性を示す根拠はまだ不足しているが、副作用が軽微な点や女性用の製品が販売されている点も考慮し、外用療法を行ってもよいことにする。
日本皮膚科学会ガイドラインpdfより引用

カルプロニウムとは?

カルプロニウムの解説:カルプロニウム塩化物の有用性に関して、男性型脱毛症に対する4件の症例集積研究と1件の非ランダム化比較試験が実施されている。

被験者の中に女性が含まれている試験はあるが、女性型脱毛症に対する臨床効果を検討した試験は実施されていない。

5%カルプロニウム塩化物を用いた、6名の男性被験者を対象とした観察期間1ヵ月間の二重盲検非ランダム化比較試験において、6例中4例で脱毛減少あるいは発毛がみられ、有効と判断された。一方、カルプロニウムを含まない偽薬では有効例はなかった。

10%カルプロニウム塩化物外用薬を用いた、4名の男性被験者を対象とした観察期間77日間から129日間の症例集積研究では84)、4例中2例で脱毛の抑制及び軽度の発毛効果を示し、有効と判断されている。5%カルプロニウム塩化物外用薬を用いた、5名の男性被験者を対象とした観察期間3から6ヵ月間の症例集積研究において、5例中3例でやや有効との結果が報告されている。

また、1%カルプロニウム塩化物にカシュウチンキ、チクセツニンジンチンキの生薬などを添加した外用薬を用いた、30名の男性型脱毛症を対象とした観察期間3ヵ月の症例集積研究において、有効以上20%、やや有効以上60.0%であった。なお本研究には女性患者も含まれているが、男女比の記載はない。

さらに2%カルプロニウム塩化物に上記の生薬とヒノキチオール等を添加した育毛剤を用いた、75名の男性被験者及び11名の女性被験者を対象とした観察期間24週間の症例集積研究において、改善率が男性26.7%、女性54.5%であった。

以上のように、カルプロニウム塩化物の外用での有用性は、現段階では十分に実証されていない。しかし、5%カルプロニウム塩化物は長年にわたり保険適応となっており、生薬との合剤を含むわが国での膨大な診療実績を考慮し、行ってもよいことにする。
日本皮膚科学会ガイドラインpdfより引用

t-フラバノンとは?

t-フラバノンの解説:t-フラバノンの有用性に関して、男性型脱毛症に対する2件の非ランダム化比較試験と1件のランダム化比較試験が実施されているが、女性型脱毛症に対する臨床試験は実施されていない。

t-フラバノン配合育毛剤を用いた、14名の男性被験者を対象とした観察期間6ヵ月の非ランダム化比較試験において、毛髪径が増大し、特に新生毛の毛径平均値が試験開始時と比較して約20%増大していた。

また、外用4ヵ月後と6ヵ月後に抜け毛数が有意に減少し(20%以下)、プラセボでは変化がなかった。

また、t-フラバノン配合育毛剤と市販育毛剤(成分不明)を用いた、197名の男性被験者を対象とした観察期間30週間の非ランダム化比較試験において、軽度改善以上の改善率は、t-フラバノン配合育毛剤群は53.1%、市販育毛剤群は34.8%、プラセボ群は17.9%であり、t-フラバノンと市販育毛剤群ではプラセボ群より有意な改善効果を示した。毛髪径40μm以上の硬毛数は、t-フラバノン配合育毛剤群、市販育毛剤群では増加するものの、プラセボ群では減少した。

さらに、0.1%および0.3%t-フラバノン配合育毛剤を用いた、77名の男性被験者を対象とした観察期間30週間のランダム化比較試験において、軽度改善以上の改善率は、プラセボ剤群は約40%、0.1%t-フラバノン配合育毛剤群は約75%、0.3%t-フラバノン配合育毛剤群は約70%であった。なお、女性型脱毛症に対するt-フラバノンの有効性を示す信頼性の高い報告はない。

以上のように、男性型脱毛症に対するt-フラバノンの発毛効果に関しては、有効性を示す弱い根拠が存在するので、外用を行ってもよいことにする。

一方、女性型脱毛症に対する有効性を示す根拠はまだ不足しているが、副作用が軽微な点も考慮し、行ってもよいことにする。
日本皮膚科学会ガイドラインpdfより引用

サイトプリン/ペンタデカンとは?

サイトプリン/ペンタデカンの解説:サイトプリンの有用性に関して、男性型脱毛症に対する1件のランダム化比較試験が実施されているが、女性型脱毛症に対する臨床試験は実施されていない。また、ペンタデカンの有用性に関して、男性型脱毛症に対する1件のランダム化比較試験と女性型脱毛症に対する1件の症例集積研究が実施されている。

先ず男性型脱毛症に関して、0.5%サイトプリン(CTP)配合育毛剤を用いた、43名の男性被験者を対象とした観察期間16週間のランダム化比較試験において、CTP群では硬毛疎の状態と軟毛の状態に関して、硬毛疎の状態の改善例はCTP群19%、対照群5%。軟毛の状態の改善例は、CTP群は14%、対照群なしであった。16週後の脱落毛の総数および直径40μm以上の毛数はCTP群、対照群ともに開始時よりも減少したが、有意な減少はCTP群のみに認められた。16週後の毛髪所見および頭皮所見の総合的改善度は、軽度改善以上がCTP群30%、対照群7%であった。

また、2.5%ペンタデカン酸グリセリド(PDG)含有育毛剤を用いた、75名の男性被験者を対象とした観察期間24週間のランダム化比較試験において、やや有効以上の有用率はPDG群は76%、対照群は32%であり、PDG群は対照群と比べ有意に高かった。

次いで女性型脱毛症に関して、2.5%ペンタデカン酸グリセリド(PDG)、酢酸トコフェロール0.2%含有育男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会毛剤を用いた、33名の女性被験者を対象とした観察期間6ヵ月の症例集積研究において、毛髪所見を洗髪時等の抜け毛の量、軟毛の発生、軟毛から硬毛への変化と毛髪所見をもとにした総合的な改善度を5段階で評価し、毛髪外径の変化を根元および根元から6cmの部位の毛髪外径および、両者の比から毛髪外径増加率を評価した。毛髪所見をもとにした総合的な改善度評価で軽度改善以上を有効とする有効率は79%、毛髪所見で軽度改善以上の改善率は、洗髪時等の抜け毛量の変化では76%、軟毛の発生は64%、軟毛から硬毛への変化は76%、毛髪外径増加率は4.1%であった。

以上のように、サイトプリンとペンタデカンの発毛効果に関しては、有効性を示す弱い根拠があるので、副作用が軽微な点も考慮し、これらを含む育毛剤の外用療法を行ってもよいことにする。
日本皮膚科学会ガイドラインpdfより引用

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アデノシンの外用は有用か?

推奨度:
B 行うよう勧める(男性型脱毛症)
C1 行ってもよい(女性型脱毛症)
推奨文:AGAにはアデノシンの外用を行うよう勧める。FAGAには行ってもよい。

薬用アデノゲン EX
資生堂
品名
薬用アデノゲン EX
説明
アデノシンが直接届く。発毛促進・育毛剤 生体内薬用成分「アデノシン」を配合した発毛促進・育毛剤です。 発毛促進因子(FGF-7)の産生、毛根の成長期の延長、血行促進効果が発毛を促進させ、しっかりとした髪に育てます。

※効能効果:育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛

カルプロニウム塩化物の外用は有用か?

推奨度:C1 行ってもよい
推奨文:カルプロニウム塩化物の外用を行ってもよい。

【第3類医薬品】カロヤン プログレEX
第一三共ヘルスケア
品名
【第3類医薬品】カロヤン プログレEX
説明
「カロヤンプログレ」独自のスカルプケア※ 頭皮の状態は人によって異なり、脂性肌や乾燥肌など様々。 脂性肌向の「For OILY Skin」には皮脂を抑える成分を、乾燥肌向の「For DRY Skin」には、うるおいを保つ成分(※添加物として)と、頭皮タイプに合わせた独自配合成分で、発毛環境を整えます。

悩みと頭皮タイプにあわせて選べるラインナップ 育毛・抜毛予防には「カロヤンプログレ」、薄毛対策・発毛促進には「カロヤンプログレEX」がオススメ。 それぞれ頭皮タイプで選べる「OILY」・「DRY」をラインナップ。 また、生え際・円形脱毛症などピンポイントに使いたいという方にはジェルローションを。 悩み・目的にあった商品を選んでいただけます。

t-フラバノンの外用は有用か?

推奨度:C1 行ってもよい
推奨文:t-フラバノンの外用を行ってもよい。

サクセスバイタルチャージ
花王
品名
サクセスバイタルチャージ
説明
発毛促進。独自の有効成分「t-フラバノン」配合、髪一本一本を根元から太く長く育て、薄毛・抜け毛を予防する。 有効成分「ニコチン酸アミド」と「生薬センブリエキス」が、頭皮の血行を促進し、抜け毛を防ぐ。 有効成分「β-グリチルレチン酸」が頭皮環境を正常化し、フケ・かゆみを防ぐ。 液ダレ防止成分配合で、タレにくくマッサージしやすい。

効果・効能/薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、育毛、養毛、ふけ、かゆみ

サイトプリンおよびペンタデカンの外用は有用か?

推奨度:C1 行ってもよい
推奨文:サイトプリンおよびペンタデカンの外用を行ってもよい。

薬用毛髪力 イノベート
LION
品名
薬用毛髪力 イノベート
説明
細胞内タンパクにWアクションで発毛促進 発毛促進シグナル増幅成分「サイトプリン(6-ベンジルアミノプリン)」が、毛根細胞内の髪の成長に必要なタンパク質「エフリン」「BMP」の生成を促し、発毛促進シグナルを増幅させることで、しっかりとしたコシのある髪に育てます。

発毛エネルギー供給成分「ペンタデカン(ペンタデカン酸グリセリド:PDG)」が、毛根細胞内の髪の元となるタンパク質「ケラチン」の合成に必要なエネルギーを供給し、強く抜けにくい髪に育てます