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日本では禁止だけど海外で当たり前?危険な成分一覧

個人輸入の危険性

はじめに:その成分、日本では“NG”かもしれません

海外製のサプリメントや医薬品を個人輸入するとき、「海外では普通に売られているから大丈夫」と思っていませんか?
実はその中には、日本では使用や販売が禁止されている成分が含まれていることも少なくありません。

この記事では、日本で輸入・使用が禁止、または制限されている代表的な成分を、海外のサプリや薬に使われやすいものを中心にご紹介します。
個人輸入を考える人にとって、命を守るための“知識の備え”となる内容です。


なぜ「禁止成分」が問題なのか?

理由①:日本の基準で安全性・有効性が認められていない

日本の厚生労働省は、科学的根拠と安全性に基づいて成分の使用可否を判断しています。
海外で「ナチュラル」や「ハーブ系」とされていても、日本では副作用のリスクが高く、使用が禁じられていることもあります。

理由②:健康被害や中毒のリスクがある

これまでにも、心臓発作・肝機能障害・けいれん・精神錯乱など、深刻な症状が報告された成分があります。
とくにサプリメントは「食品」として扱われることが多く、利用者が油断しやすい分、危険性も見逃されがちです。


日本で禁止・規制されている代表的な危険成分一覧

成分名用途(海外での例)日本での扱い・理由
シブトラミン(Sibutramine)ダイエット薬日本では販売中止。心臓疾患・高血圧のリスク
ヨヒンビン(Yohimbine)精力剤・EDサプリ興奮作用あり。精神錯乱や不整脈の恐れ
DMAA(1,3-ジメチルアミルアミン)筋肉増強サプリ・プレワークアウト製品心血管系への影響により日本では禁止
エフェドラ(Ephedra)ダイエット・スタミナ増強興奮作用・脳出血の危険性で使用禁止
デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)アンチエイジング・ホルモン補充ホルモン作用が強く、日本では未承認医薬品
メチルステンボロンステロイド系筋肉増強剤肝毒性が高く、重度の副作用の報告あり
フェンフルラミン食欲抑制剤心臓弁膜症との関連性で世界的に販売停止済み

🔺 上記成分が含まれた製品を所持・使用・販売した場合、薬機法違反や関税法違反に該当する可能性があります


なぜ海外では「当たり前」に流通しているのか?

  • 各国の医薬品・サプリメントに対する基準が異なる
  • 日本では医薬品に該当する成分が、海外ではサプリメントや健康食品として分類される
  • 規制のゆるい国では、誇大広告や非科学的な商品が堂々と販売されている

つまり、「アメリカやヨーロッパで売っているから=安全」とは限らないのです。


実際に起きた健康被害とトラブル事例

◉ 事例①:シブトラミン含有サプリで救急搬送

ダイエット目的で個人輸入したサプリを服用後、動悸と胸の痛みで緊急搬送。検査の結果、含有成分「シブトラミン」による急性循環障害と判明。

◉ 事例②:プレワークアウトサプリで倒れた筋トレ愛好者

筋トレ前に摂取したサプリに「DMAA」が含まれており、トレーニング中に激しい頭痛と吐き気を訴え意識喪失

◉ 事例③:性機能向上サプリで肝障害

「ヨヒンビン」配合サプリを継続摂取していた中年男性が、数週間後に重度の肝機能障害を発症。使用を中止しても回復に数か月を要した。


輸入禁止・警告成分を見抜くためのポイント

チェックポイント内容
成分表示に不明な化学名・略語がある正確な読み取りができなければ購入しない
商品レビューが極端に高評価サクラやステマレビューの可能性あり
「即効性あり」「奇跡の成分」との記載誇大広告に注意。危険成分を含む可能性
英語以外の言語(中国語・アラビア語)表記のみ成分確認が困難。リスクが高い

厚生労働省・PMDAの公式データベースで成分の安全性を事前に確認するのがベストです。


安全な個人輸入を行うための心得

  • 「海外製だから効く」ではなく、「日本で認められているか」で判断
  • 成分表示があいまいな製品は絶対に避ける
  • 自己判断せず、医師・薬剤師の助言を仰ぐ
  • 個人輸入前に厚労省や消費者庁の情報を確認

まとめ:知らない成分が“命取り”になることも

海外製サプリや医薬品には、日本では認可されていない、または有害とされている成分が平然と使われていることがあります。
知らずに摂取してしまえば、健康を害し、最悪の場合には命に関わる副作用が起こる可能性も

「安さ」や「口コミ」だけで判断せず、正しい情報と慎重な選択を心がけることが、あなた自身を守る最も強力な方法です。

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