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個人輸入代行サービスの闇|トラブルに巻き込まれないために

個人輸入の危険性

はじめに:代行サービスに頼めば安心…は幻想かもしれない

海外医薬品や化粧品を個人輸入しようと考えたとき、多くの人が頼るのが「個人輸入代行サービス」。
「専門業者に任せれば簡単・確実」と思いがちですが、実際にはトラブルや詐欺まがいの事例が後を絶ちません

この記事では、個人輸入代行の仕組みやよくあるトラブル事例、見極めのポイント、安全な選択肢まで、徹底的に解説します。


個人輸入代行サービスとは?その仕組みを理解しよう

「個人輸入」は本来、購入者自身が外国から商品を取り寄せる行為ですが、
個人輸入代行サービスは、そのプロセスを第三者(代行業者)に“間接的に”委託する仕組みです。

一般的な流れ:

  1. 利用者が代行業者のサイトで商品を注文
  2. 業者が海外から商品を取り寄せ、日本に発送
  3. 利用者が商品を受け取る(場合によっては関税・通関も必要)

しかし、この「代行」は実はグレーゾーンな立場。
厚生労働省は以下のように注意喚起しています:

「業としての医薬品販売に該当する場合は、薬機法違反に問われる可能性があります。」

つまり、悪質な業者は“違法スレスレ”のことをしている可能性もあるのです。


実際にあった個人輸入代行トラブルの事例

◉ 事例①:商品が届かない、連絡もつかない

「クレジット決済完了後、発送メールが届いたきり音信不通。問い合わせても返信なし。2週間後、サイト自体が閉鎖されていた。」

これは明らかに詐欺目的の業者で、返金も難しく、多くの人が泣き寝入りするケースです。


◉ 事例②:注文と異なる商品が届く

「フィナステリドを注文したのに、違うラベルの薬が届いた。成分を調べたら、まったく別の薬だった。」

これは偽物や誤発送の典型的な例。代行業者の管理体制が不十分な場合、こうした事故が起こりやすいです。


◉ 事例③:健康被害が出たが誰も責任を取らない

「海外製ダイエット薬を代行業者経由で購入。飲み始めてから強い動悸と頭痛に悩まされ、病院へ。医師に『この成分は日本で禁止されている』と言われた。」

当然ながら、健康被害が出ても代行業者もメーカーも責任を取りません。医薬品による副作用は命に関わる問題ですが、輸入代行では法的な保障が一切存在しないのです。


悪質な業者の見分け方【要チェック項目】

チェック項目注意点
運営会社の所在地明記されていない、または海外のみ
電話番号・連絡先フリーメールや問い合わせフォームのみ
薬機法の説明「個人輸入だから問題なし」など曖昧な表現
評判・レビュー実在の購入者による口コミが極端に少ない
商品の価格設定国内価格の半額以下など、異常に安すぎる場合

「医薬品のことは自己責任で」と記載している業者には特に注意!


トラブルに巻き込まれないための対策

「正規ルートで購入する」ことが最も安全

日本国内で厚労省が承認している医薬品(例:リアップX5、プロペシアなど)を選べば、安全性・有効性・品質すべてが保証されています。


どうしても輸入が必要な場合は…

  • 評価実績のある代行業者(法人登記があり、長年の運営実績がある)
  • 偽薬検査や成分分析結果を公表している業者
  • 利用者保護のポリシーが明記されているサイト

返金不可トラブルに備えるために

代行業者経由で買った商品は、原則として返品・返金は不可
中には、破損品が届いても「個人輸入なのでノークレームでお願いします」と記載する業者もいます。

対策:

  • クレジットカード払いで、チャージバック制度を利用できるようにする
  • 高額商品は注文前に厚生局や消費者センターに相談

まとめ:「安心できる代行業者」は存在しない前提で考えるべき

個人輸入代行サービスは、「手軽で便利」に見えても、本質的には大きなリスクを伴うグレーな仕組みです。
とくに医薬品のように体に直接影響するものについては、「安さ」や「口コミ」ではなく、安全性・正規性・責任体制の明確さを基準に選びましょう。

❗ 最も安全な選択は、やはり医師の診断を受けたうえでの国内正規品の使用です。

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